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2014年03月

太鼓の音でも起きぬ息子に、大物の予感

息子が9月半ばに生まれ、お宮参り本来であれば生後1か月頃に神社に行くところですが、私自身初めての出産でバタバタしていたのと里帰り出産だっため、息子が生後2か月頃にお宮参りに行きました。

里帰り先の神社でもよかったのですが、戌の日のお祝いを自宅近くの神社で行ったので、お礼参りも兼ねて旦那と息子の3人でお宮参りをしてきました。

お宮参り用の洋服を買いにベビー用品店に行ったのですが、どうしてお宮参り用の洋服は女の子が着るようなドレスしかないのでしょうね。こんな疑問、子供が生まれるまでは考えたことなかったです。うちは男の子なのにドレスって…と思いながらも、結局売ってある中からドレスを選んで購入しました。

お宮参り当日は、神社に向かう途中に息子が寝てしまいました。神主さんにご祈祷をして頂いている途中何度も太鼓をドンドン、ドドンと叩いていましたが、そんなお腹に響くような大きな音でも息子は一切起きませんでした。この子は、大物になるのでは…と旦那と二人顔を見合わせて笑いました。

お宮参りの弊害

産後一ヶ月は、妻は体調が優れない中で、新生児の育児に追われて大変そうでした。それに加え、私の母はお宮参りのことで頭がいっぱいで、神社はどこにするのか、どんな服装がいいのか、衣装はどうするのか、初穂料はいくらか、など、調べなさい確認しなさいと妻に繰り返していたようです。

妻は受話器一つとるのもしんどかったようで、早くこんなイベントは過ぎてほしいと涙を流していました。私もできるだけの協力はしましたが、なにぶん子ども関連の行事には疎いので、うまく母の要求を汲めず、妻をサポートできなかったと反省しております。

当日は幸いにも子どもは眠っており、祖父母の都合に合わせてくれました。妻はイベントが終わったことで安心したようです。

やはりお宮参りは祖父母世代の自己満足という側面が強く、子どもや産褥期の母親の立場からすると、厄介な行事なのかもしれません。ちなみに初穂料については相場の最低限と思われる5000円で済ませました。

桜のきれいなお宮参り

お宮参りは生後1ヶ月ころと言われていますが、初めての子は2月生まれと寒い時期だったので、お宮参りに行ったのは4月の桜がきれいな季節でした。

私と主人両方の親が来てくれ、地元で有名な神社へと向いました。神社は混んでいて、時間になるまで30分くらい待っていましたが、その間ベビーはぐっすり眠っていました。中に入って泣いたりしないか、心配しながらも小さい手をキュッと握って眠っているわが子はとても可愛かったです。

そしてお参りをした後、全員ベビーを抱っこした写真を撮りました。主人の両親はかなり高齢ですが、孫の誕生を本当に喜んでいて、抱っこしたまま長い事話かけていたのを覚えています。

私の両親も交代でベビーを抱っこして、立派な神社を見せて回っていました。桜がとてもきれいで、ベビーは目が覚めた後も泣く事なく、花が風にのって落ちてくるのを眺めていました。

その後両家で予約していたカニ料理を食べに行き、ベビーが疲れないうちにお開きとなりましたが、ベビーのお宮参りと一緒に親孝行ができていい思い出です。

お宮参りの衣装はレンタルしました

息子を出産してお宮参りをするときは私もとても嬉しかったです。無事に産まれてきてくれたことを喜びましたし、お宮参りで今後元気に育ってくれるようにお祝いをしました。


近所にある有名な神社でお宮参りをすることにしました。お宮参りのときの衣装は、カメラ屋さんの貸衣装から選びました。柄もとてもきれいな柄で良かったです。神社に行って祈願をしてもらいました。そこの神社にはたくさんの方がお宮参りで祈願に来ていました。


神社で祈願が終わった後は、カメラ屋さんで記念撮影をしました。貸衣装を着たまま家族三人で撮りました。息子は写真撮影の間に何回か泣いてしまったので、写真を撮るのも時間がかかりました。でもステキね写真が撮れて良かったです。


お宮参りのときの衣装を買うか迷いましたが、レンタルにしてよかったなぁと思います。お宮参りは一度きりなので、レンタルの方が安上がりですしいいなぁと思います。しっかり写真にも収めましたし、とても記念に残るお宮参りになったなぁと思います。

首もすわらないのに…

はじめての子供のお宮参り…、ただでさえ産後の疲労、慣れない赤ちゃんの世話(高齢出産のため体力なし)でクタクタなのに、なんで産まれてまだ1か月程で大変な行事をするんだろう…と、日本の文化を恨みました()。それでも、自分で着物を着ることができる私は、こんな時でもないと着る機会ない!と思い、がんばって着物を着ました。

赤ちゃんの着物は現地で着せたのですが、控室にはオフィスで見るような会議用の机と椅子しかなかったので、その机の上にブランケットを敷いて着付けさせました。でも、首もすわらない赤ちゃんにあれこれ着せるのが大変で、嫌がるし、途中で泣きだすし…。

でも主人と私の双方の両親も来てくれていたので、かろうじて理性を保てました()。私の兄の子供のお宮参りでも着付けに一苦労したらしく、雨の降る寒い日で、やはり机のようなところに赤ちゃんを寝かせてあれこれしていたら、机の向こう側に落っこちてしまったそうです。私はせめて晴れていて良かった…。苦労はありましたが、それはそれで良い思い出です。

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