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ハチャメチャお宮参り

私たち夫婦が子供を授かった土地は、長野県伊那市という所で、丁度、結婚生活四年目で、元の勤務先の大阪を離れ、転勤族として住んでいました。


私たちの両親は、孫の誕生を物凄く待ち望んでいて、正直、長野へ転勤することにより気持ちに余裕が出来たのか、転勤半年後で子供を授かりました。


双方の両親に、妊娠の報告をすると、とても喜んでくれて、まだまだ誕生するのは先のことなのに、「名前は○○だ!」とか、「安産祈願は○○だ!」

などと、すでに先が思いやられる気がしました。


案の定、誕生してからの命名や、お宮参りにのことで双方の親の意見が分かれ、名前は旦那さんの両親に、お宮参りは私の両親が段取りしてくれました。


一様、お宮参りは、旦那さんの実家近くの氏神様に決まり(ここは全国でも有名です)私たち夫婦も、ホットひと安心をしました。


所が、旦那さんの両親が「親戚の人たちにも、この子をお披露目したい」と言いだし、私たち夫婦は、お互いの両親とゆっくり神様にお参りしたかったのに、結局、旦那さんの親戚をほとんどお呼びして、会食パーティーを開くことになりました。


私たちが思っていた以上に、お金もかかり、半分は旦那さんの両親が持ってくれましたが、とんだハチャメチャなお宮参りとなりました。


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